Fedora 27->28アップデート nss-pemバグ

珍しくスケジュールに対した遅れがなくFedora28がリリースされました。

FedoraはGNOME softwareもしくはdnfのプラグインで基本的には簡単に
リリースのアップグレードができるのですが、今回はいくつかトラブルが
発生しました。


通常のアップグレード手順

以下のコマンドを実行します。

$ sudo dnf upgrade --refresh
$ sudo dnf install dnf-plugin-system-upgrade
$ sudo dnf system-upgrade download --releasever=28
$ sudo dnf system-upgrade reboot

通常はこれで再起動がかかって自動的にfedora28に移行します。

ただし今回は3番目のコマンド

$ sudo dnf system-upgrade download --releasever=28

ここでエラーがでるパターンがあるようです。
このコマンドはリポジトリの移行して現在インストールされている
パッケージを新しいリリースのパッケージに置き換えて
ダウンロード、インストール準備を行うコマンドなのですが

Actual results:
Last metadata expiration check: 0:00:00 ago on Fri 09 Mar 2018 10:22:06 AM CET.
Error: 
 Problem 1: nss-pem-1.0.3-6.fc27.i686 has inferior architecture
  - nss-pem-1.0.3-6.fc27.x86_64 does not belong to a distupgrade repository
  - problem with installed package nss-pem-1.0.3-6.fc27.i686

暗号通信で用いる証明書を読み込んだりするnss-pemパッケージが依存エラーを
起こして正常終了しません。
安全のためErrorが1つでもでると次に進まないので28にすることができなく
なってしまいます。
解決できなければクリーンインストールするしかありません。

解決方法

以下のコマンドで先に新しいリリースのパッケージをインストールしておくと
アップグレードツールが進行してくれるようです。

$ sudo dnf install nss-pem-1.0.3-9.fc28 --releasever=28

その他の問題

negativo17の外部リポジトリを登録している場合
gstreamerのプラグイン(nvidiaの支援機能が有効版)などが公式リポジトリと名前が
衝突している関係でこれもproblemになります。

こういうエラーが出た場合は

 $ sudo dnf system-upgrade download --releasever=28 --allowerasing

--allowerasing をつけて積極的(邪魔なパッケージの削除や置き換えを含む)
に依存関係を守るようにすると通ります。

この解決方法はサードパーティなリポジトリを追加している場合頻出です。

その他微妙な注意

fedora 28からはgnome3.28が採用されています。
随所に改良が見られるのですが問題も…デスクトップアイコンが表示できません(;´∀`)

デスクトップがアイコンだらけだと美しくないし、~/Desktopのような特殊なディレクトリは
排除したいというのはとても良くわかるのですが、一瞬データをおきたい瞬間があるのも
事実…エクステンションでの実装計画があるようですが現状マルチモニタでも使える
まともな代替方法はありません…

gnome3出始めのころと同じような感じですね
Applitcation menu + Place status indicator + Windows list
の存在でずいぶん良くなっていてmateやcinammonに避難していた
ユーザーがようやく戻ってきとこだと思うのですが…

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